「うつ病で通院するまでの流れってどんな感じ…?」
「体験談を聞いて参考にしたい…」
この記事はそんな方に向けて書いています。参考になれば。更新日.2021年1月12日
うつ病の体験談について。
私はうつ病歴6年の28才、躁うつ病の嫁とのんびり暮らしている、デラさんと申します。
これを読んでいるあなたは「うつ病」について悩んでいると思います。
この記事では「うつ病体験談」「発症までの流れ」について、うつ病の当事者の目線でお話していきましょう。
わたしのお話をしていくのですが…マジで恥ずかしいですね…参考にしてくださいよ…お願いしますよ…
また私は「うつ病恋愛アドバイザー」として活動をしており、うつ病についての相談を「約20件」受けた経験からシンプルに話していけると思います。
時は7年前。
わたしの話
わたしは21歳。大学3年生だ。
来月から2月。春休みである。4月からは大学4年生になる…普通なら。だけど、わたしは違う。
休学をしました。
理由はなぜか?「就職するため」起業して成功したいと思っていたため、ハードワークを希望していた。
そんな中で、「社員5人のベンチャー企業」でどうしても働きたいと思った。全力でアプローチ。
しかし、お互いにとってリスクがありました。
会社としては「人件費」を抱えることに、わたしは貴重な「新卒」のカードを使うことに。
お互いのリスクを回避する「休学」という選択肢を取ることにしたのです。社長の承諾を獲得。
来月からは挑戦だ。
ストレスの蓄積
東京に住むことになる。慣れない「手続き」をたくさん済ませて業務だ。毎日がスピード感のある日々。
そんな中で、わたしのスキルも向上させていかないといけない。セミナーを運営している会社ということもあって、
「まずは話せるようにならないと」
夜な夜な、誰もいない事務所で「1人だけ」の練習会をしていた。おかげさまで、人前で話すのは今でも苦労していない。
ある時、急にプレゼンの依頼が入ってきた。しかも、明日。わたしはプレゼン資料を作り、練習をした。
そして、翌日。成果を出した。
この瞬間は今でも覚えている。だが、この日が東京に来てからのピークだ。ここからは落ちていくだけ。
目に見える症状
わたしは頑張れなくなっていた。
朝も起きれない。早めに寝る。夜な夜な練習会もできていない。このままではダメだ…
「異変」はもう始まっていたと思う。
その頃から「仕事の姿勢」について指摘されるようになった。厳しい声が飛んでくる。
入社して4ヶ月だ。そろそろ、成長した姿でないといけないのに劣化している。
行動を優先しようとしたら「凡ミス」があり、カミナリが落ちる。それも当然だ。
この時点でわたしは「冷静な判断力」というのを失っていた。そして、それを感じていた。
必然的に「行動」をしなくなる。
行動すれば、何かをやらかす自信があったから、だが、新卒入社で行動しない奴なんて伸びしろがあるはずない。
次第に、わたしに対しての評価が下がっていき、何も言われなくなっていった。もうダメだなぁ。
通院まで
7月はフラフラだった。
なんとか「その日」をクリアしていく「ごまかして」いく。そんな毎日だ。
ふとニュースが流れた。
取引先の会社の1つが、提携を解除したらしい。わたしもお世話になったところだ。理由はなぜか教えてはくれなかった。
しかし、真相というのは、ちゃんと伝わるものである。別の会社経由で教えてくれた。
「キミと仕事がしたくないからだよ」
それを聞いた時の場面を鮮明に覚えている。営業先の前で雨が降っていた。
会社に迷惑をかけてしまったことの罪悪感。自分に対してのイラだち。どうしたらいいかわからない虚無感。
涙は止まらず、足の震えは止まらず。立っているのもやっとだった。気合いで、その場面を乗り越え、帰宅。
そこから1週間、歩くことができなくなった。あまりその記憶がない。どうやって生活をしていたのか覚えていない。
記憶があるのは、「ハイハイ」でトイレに行ったことくらいだ。
歩けるようになり、8月実家に戻る。
そして、病院に向かった。
まとめ
- 1.膨大なストレスを抱える
- 2.発散できずに蓄積を続ける
- 3.脳がこれ以上のストレスを拒否する
- 4.悪い症状が出る
- 5.ストレスの蓄積を続ける
- 6.脳がストレスをシャットダウンする
- 7.脳の機能が著しく低下する
- 8.うつ病
こんなステップで、「うつ病」を「発症」させてしまうのではないでしょうか?
わたしも途中から「違和感」がずっと残っていました。ですが、それを無視して乗り越えようとしたんです。
けれど、体は正直で。
脳にこれ以上をストレスを蓄積してしまうと、脳がぶっ壊れてしまう。
それを防ぐために、シャットダウンして機能の低下。「自分の脳を守る」ことを本能的にしています。
もっと早く、この違和感についてを誰かに相談したり、調べていたら、結果は大きく変わっていったと思います。
恥ずかしいわたしの体験ですが、誰かの参考になれば嬉しいです。