「自分がうつ病で回復させたいけど、どうしたらいいかわからない」
「最近…病んできたかな…という方」
この記事はそんな方へ向けて書いています。参考にしてください。更新日.2021年1月12日
今回はうつ病の当事者への記事になります。
私はうつ病歴6年の28才、躁うつ病の嫁とのんびり暮らしている、デラさんと申します。
わたしは、うつ病を発症して7年が経過しようとしています。
1人だけの力でうつ病を完治させようと思っていた時期もあれば。
病院でしっかり治さないと!思い直すこともあれば。
最終的に自分次第だよね!と日々の生活や食生活を直している自分と経験してきました。
これらの経験から「あの時、あれをしておけばよかった!」ということをまとめていきたいと思います。
- 1.解決できない悩みは考えない
- 2.考えずに済む時間を長く過ごす
- 3.必要なもの以外捨てる
この3つを実践していただくと、少なくとも悪化する可能性を下げて、回復するスピードをあげることができます。
1.解決できない悩みは考えない
例えばですが、あなたが高校生だとします。
今度のテスト、1つでも30点未満の点数を取ってしまうと赤点だとしましょう。
赤点だと厳しい補習があるとかないとか…というケースだったと仮定します。
現在、テスト前でまだ赤点を取っていないのにも関わらず。
赤点だったら補習か…
といくら悩んでいても、赤点を回避したらいいだけの話ですし、
仮に赤点になったとしても、いくらこちらで悩んでいても厳しい補習からは逃れることはできません。
つまり、「赤点、補習」についてどれだけ考えても「無意味」ということになります。
これに近いようなことを、大人になってもあるのですが、意外と悩んでしまうことがけっこうあります。
悩みの罠はいろいろあるよ。
もう1つ例を挙げると、「〜才までに結婚」とかもこれに似ています。
仮に30才までに結婚したいと思っていて、現在29才だとしましょう。
あと1年でいい人に出会い、交際を進めて、結婚する。これは外的要因が非常に強く、自分でコントロールするのは難しい。
また、いくら悩んでいても「いい人」に出会えないですし、出会えたとしても合う合わないという問題もあります。
ですので、「〜才までに結婚しなくては!」という理由などで悩むのは生産的ではありません。
2.考えずに済む時間を長く過ごす
上記で「悩み」についてを書きましたが、これは「時間」があると無意識に考えてしまうものです。
そして、「悩み」は時間を経過すると「自分を傷つける」ことに繋がります。
例えば、赤点のことを例に出すと「なんで自分はこんなに勉強ができないんだ」という感じです。
悩む時間が長くなるほど、「なぜ?」「どうして?」と原因となる自分を苦しめるような質問をしていきます。
なんで自分はこんなにダメなんだろう…
最終的に「自分めっちゃクズ」みたいな結論になってしまうでしょう。
こうなってしまうと、自分に負担とダメージを与えてしまいかねません。
だからこそ、「考えずに済む時間を作る」ということをオススメします。
運動やゲームなどをしているよ。
自分の場合だと、筋トレやゲーム。こうして記事の作成をすることで「悩む時間」を消していきます。
すると、悩みについて考える時間がなくなる、すると自分に対する負担やダメージが消えます。
その時間だけ自分を回復することができて、治療の促進をすることができるという方法です。
考えない時間が多ければ多いほど、状態はよくなっていきます。
3.必要なもの以外は捨てる
自分を傷つけず、考えない時間を作る。そして、最後に捨てましょう。
あなたはたくさん背負ってはいないでしょうか?
会社の期待、親の投資、同期との競争。
他にもたくさんあるかとは思いますが、体調が悪い状態が続けば、決断しないといけない場面がきます。
会社を辞めること、引っ越すこと、治療に専念すること。
このまま体調が良くならなかったら…
自分が生きる上で「必要最低限の装備」まで減らしてみましょう。
すると、それ以外は生きる上で必要ないので、考える必要がなくなります。
また、物や期待を捨てれば「生きるのが楽に」なります。
- ゆっくり寝れる場所
- 生きるための食料と飲み物
- お金(生活費)
もし、これだけあれば十分です。
これらの実践で楽に生きよう
以上の3つを実践していただくと、今までの人生から少しだけ楽に生きることができます。
特に悩みの部分はおおくの人が知らない間に陥っているところだと思います。
うつ病の人もそうでない人も、自分を責めることは、ほんとうに良くないことです。
誰も得をしないですし、悪い方向に走るガソリンにもなってしまいます。
これらに気をつけて、今の人生をより楽にして生きましょう!