「恋人がうつ病っぽいけど病院に行きたがらない」
「精神科に行くことをいやがる恋人がいる方」
この記事はそんな方へ向けて書いています。参考にしてください。更新日.2021年1月12日
病院に行きたくない…
いい加減に病院に行きなよ…
わたしは「うつ病歴6年の28才」躁うつ病の嫁とのんびり暮らしている、デラさんと申します。
うつ病を発症して病院を転々とし。「4回目」でやっと落ち着きました。
私自身もそうでしたが、病院にはとても行きたくありません。
しかし、ある程度よくなってきた立場から「うつ病」の人を見ていると「プライドを捨てて、早く病院に行け!」と思ってしまいます。
当事者の「病院に行きたくない」気持ち。
治療をして良くなってきた。わたしの病院に行って欲しい気持ちをこれからまとめて書いていきますね。
うつ病に対する悪いイメージ
私もそうでしたが、うつ病と診断されることは「この世の終わり」という認識でいました。
つまり、病院に行くことは「現実を突きつけられる」ということなので、避けてしまいたくなってしまうんですね。
一般的な感覚でいえば「歯医者」です。
歯がとても痛いけれど、削ったり抜いたりするのが嫌で避けてしまうという感覚に似ています。「絶望宣告」から逃げてしまいたくなるのです。
ですが、歯医者に行かなければ「歯の痛み」が治らないですし、心の病も同様に病院に行かなければ治らないのです。
また、「骨折」などの自分では「絶対に治せない」ような重症ではない。と考えて病院から「遠ざかっている」人も少なからずいるでしょう。
ごく稀に、病院に行かずに治ってしまう「超サイヤ人」のような方々がたまにいますが、これは少数…
実際は、適切な治療を進めることで「生活」をより「豊か」にできるので、利用してやろう!という気持ちで、ぜひ病院に連れていってあげたいですね。
病院は絶望宣告ではない
例えば、あなたの歯が「絶望的に痛い」とします。
このまま放っておけば、怖い思いをすることもありませんし、歯を抜かれる恐怖からも逃げることができます。
ですが、「虫歯」が進行して「痛みがひどく」なり後になればなるほど、対応が後手に回ってしまう。
これは普通に考えればわかります。
ですが、当事者はわからないものです。
だから、病院に行くと「絶望宣告」をされると思ってしまいがちです。気持ちはとても理解ができます。
歯の痛みは自分ではどうしようもできません。今の状況を助けてもらう。ぜひそんな感覚で病院へ向かって欲しいです。
(ただ実際は、「助けてやる!」というような対応ではないと思いますが…)
薬の影響が大きいから病院へ
虫歯などは特にそうですが、適切な治療をすると痛みがウソみたいに消えます。
私自身はうつ病も今までと比べると楽になりますし、前向きになることができました。
それだけ、処方される「薬の影響」はとても大きいです。
ただ、私は「4つ目」の病院でやっと薬が効いて症状が楽になりました。
心の病気ということもあり、診断がとても難しいのか?医師の問題なのか?
わかりませんが、効かない場合もあります。
「違うなぁ…」と思ったら病院をどんどん変えていきましょう。いいと思ったら、そこでお願いしましょう。
そして、あなたのパートナーが「うつ病なのでは?」と感じていたとしたら、すぐにでも早く病院へ行き、治療を進めていくべきです。
ですが、多くの人。ほとんどの方はこう言うと思います。「病院には行きたくない」「自力で治してみせる」けれども、
回復の兆しは見えず、「寝たきり」になっている。という状態も珍しくないでしょう。
そんな時間を過ごしていても、生産性がありません。
ひどくなる前に「病院」へ引きずってでも、連れて行きましょう。